上手くなりたい人必見！ジャズの上達法

「ジャズが上手くなりたい！」そんな方におすすめしたい練習法をご紹介いたします。必要な練習は2つだけで、これさえできればジャズ独特のグルーブやジャズには欠かせないアドリブも上達するはずです。

楽器の経験者は、楽譜を読む習慣が身についているため、まずは楽譜を見て練習をしようとします。実は、ここがジャズを練習するときの落とし穴となります。

ジャズの楽譜には、メロディーやコードネームしか書かれていないことが多く、特にトランペットやサックスパートにいたっては、ほとんど楽譜の意味を持ちません。さらに、楽譜に書かれていない音があったり、音が違ったりすることもあり、実際に弾いてみると音に違和感を覚えることがあります。そのため、「ジャズには楽譜がない！」という感覚で練習に挑み、楽譜に頼らないようにしましょう。

楽譜のないジャズは1つ1つの聴きとり、ひたすら練習を重ねていく必要があるため、「聴く力」を養うことが重要となります。そこで是非活用したいのが「CD」です。

曲の中であらかじめ区切りを作っておき、1フレーズずつしっかり耳に叩きこんでいきます。ある程度聴き取れるようになったら、今度は同じように弾いてみます。速くて細かい音があったらCDを一時停止し、音を探しながら覚えていくという作業を繰り返していきます。
それでも音が聴き取れないという場合は、スロー再生がおすすめです。最近は、音程を変えずにスピードだけを落としてくれる機器やPCソフトもありますので、活用してみると良いでしょう。ジャズは暗譜が基本です。楽譜に書いて覚えるのも良いですが、音をイメージで覚え、フィーリングで弾けるようになることがジャズの上達には欠かせないのです。

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